卒業シーズンに聴きたいアイドルポップ②

 卒業シーズンに聴きたいアイドルポップ②

1.島田奈美「タンポポの草原」

2.坂上香織「赤いポシェット」

3.浅香唯「勇気」

4.裕木奈江「拗ねてごめん」

5.CoCo「さよならから始まる物語」

6.持田真樹「恋人みたいじゃなくても」

7.三浦理恵子「約束のポニーテール」

8.小沢なつき「卒業」

9.小川範子「桜桃記」

10.河合その子「青いスタスィオン」

11.杉浦幸「4月列車」

12.北岡夢子「夢をあげよう」

13.渡辺満里奈「DIARY」

14.ソニン「ほんとはね。」

15.菊池桃子「卒業 -GRADUATION-」

島田奈美「タンポポの草原」

 

あなたがもしも女の子なら

仲いいままでいられたのにね


 小径をはさんで右手をかざして

握手する真似をして走った

 私の心はタンポポの落下傘

フワフワ微風白い種が飛んでく


 見渡す限りのタンポポの草原

ひとり青空見上げる

 

(作詞:松本隆、作曲:井上ヨシマサ、編曲:井上ヨシマサ)

坂上香織「赤いポシェット」

 

風色の花が咲いてる
 都会までさらっていって
 春行きのバスが来るまで
 停留所 離れて待った

 赤いポシェット
 手帳を出して
 ほんとの気持ち
 読ませたいけど
 でもだめね
 ハンカチを今日は
 忘れてきたから

 

(作詞:松本隆、作曲:財津和夫、編曲:井上鑑)

浅香唯「勇気」

 

We are gonna catch up the happiness
 別々のバスに乗っても輝き信じているわ
 We wanna catch up the happiness
 淋しさに迷うハートを遠くで叱りつけて……

 

(作詞:森雪之丞、作曲:中崎英也、編曲:中村哲)

裕木奈江「拗ねてごめん」

 

桜が散るアルペジオ石畳に風の五線紙
 もう心に別れの序曲

 もっと無理なことを言ってくれたら
 涙なんて流さなかった
 そんなやさしさはずるすぎる
 無理なことを言ってくれたら
 笑いながら手を振れたのに
 一緒に行きたい

 

(作詞:秋元康、作曲:筒美京平、編曲:萩田光男)

CoCo「さよならから始まる物語」

 

胸に鳴り響く ベルの音
 季節を隔てても
 きっと輝いた毎日を
 忘れないで

 今度 逢う夏までに
 私 素敵になる
 さよならから始まる時間
 無駄にはしないから

 離れてても逢えなくても
 あなたが好きだから

 

(作詞:森本抄夜子、作曲:山口美央子、編曲:十川知司)

持田真樹「恋人みたいじゃなくても」

 

新しいシャツを着てホームへ急ぐ
 うしろ姿が大きいと思った

 ふたりが恋人みたいじゃなくて
 友達のままでもいいから
 一度は電話をしてね
 元気な声だけ聴きたいから
 目をとじて愛を感じてるわ

 

(作詞:穂口雄右、作曲:穂口雄右、編曲:穂口雄右)

三浦理恵子「約束のポニーテール」

 

ひとりきり送らせてね約束した
 まだ早い駅のベンチ黙り込んで
 白い吐息 またためいきふたり

 ごめんね でもね 夏まで私
 一度も髪は切らない
 この同じ場所であなたを迎えるのは
 きっときっとポニーテールの私

 

(作詞:和泉ゆかり、作曲:山口美央子、編曲:山川恵津子)

小沢なつき「卒業」

 

ホーム越しの海は春の陽ざしでいっぱい
 ひとみ細めながらあなたを見ていた

 心で季節を止めて
 このまま甘えていたい
 それでも…
 風の中で踊る 光の綿帽子
 あなたを包む

 しずかにこぼれてく思い出の花びら
 ちいさくなるの

 

(作詞:佐藤純子、作曲:馬飼野康二、編曲:渡辺博也)

小川範子「桜桃記」

 

だから さよなら さよなら
 さよならを ください
 好きと 言えないから

 春に生まれた 心は
 春に 消えてゆくの
 そして いつか忘れるの

 だけど 逢いたい 逢いたい
 逢いたい もう一度
 好きと 伝えられぬまま

 

(作詞:川村真澄、作曲:JULIA、編曲:米光亮)

河合その子「青いスタスィオン」

 

夏の前の淡い陽射しが
 駅のホームにこぼれてる
 あなたは今都会へ向かう
 地図を持たない旅人ね

 思い出だけをそっと着替えて
 あなたの夢を探して
 愛はそのまま

 流れる雲あなたの後を
 ずっとついて行きたかった

 

(作詞:秋元康、作曲:後藤次利 、編曲:後藤次利 )

杉浦幸「4月列車」

 

4月列車
 遠い街に旅立つ
 4月列車
 君と僕の物語にベルが鳴った

 朝の空が蒼いインクみたいさ
 誰もいないプラットホームに2人

 君が決めた行き先を僕は止められない
 片道切符はSAYONARAさ

 僕の思い出の中

 

(作詞:秋元康、作曲:井上大輔、編曲:矢島賢)

北岡夢子「夢をあげよう」

 

夢を追う人はふりむかないで
 明日より昨日が眩しくなるから
 サヨナラ云えたら君は旅人
 はじめての涙は預かっていて
 

君に…夢をあげよう
 人恋しさにもしも君がつまづいても
 夢をあげよう
 目をそらさずに逢いにゆける私を

 

(作詞:井上輝彦、作曲:釘崎哲朗、編曲:佐藤準)

渡辺満里奈「DIARY」

 

芝生の隅に置いたソファーで膝かかえて
 黙ってあなたは町を見下ろしてる
 

春の日ざしのままで駆け抜けた日々は
 悲しくない時も思い出してしまうよ
 今日のあなたは急に遠くてせつない
 そしてうるんでゆく景色だけがいとしいの

 

(作詞:沢ちひろ、作曲:岸正之、編曲:山川恵津子)

ソニン「ほんとはね。」

 

みんなとも最後の夜長くて短かったような
 家に帰ったあといろんなことを思い出してた
 

ほんとはね
 キミに伝えたいことがあったけど
 言葉に出来なくて…さよなら
 

ほんとはね
 ずっと好きだったよ
 けどもうキミは他の誰かを…

 

(作詞:より子。、作曲:より子。、編曲:より子。& 湯浅公一)

菊池桃子「卒業 -GRADUATION-」

 

緑の木々のすき間から
 春の陽射しこぼれて
 少し眩しい並木道
 手を翳して歩いた

 あの人と私は帰る時はいつでも
 遠廻りしながらポプラを数えた

 4月になるとここへ来て
 卒業写真めくるのよ
 あんなに誰かを愛せやしないと

 

(作詞:秋元康、作曲:林哲司、編曲:林哲司)